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WINERY
Simon BIZE et Fils シモン・ビーズ
フランス ブルゴーニュ サヴィニー・レ・ボーヌ

マイナー産地とあなどるなかれ Savigny-les-Beaune Aux Grands Liards 2016

サヴィニー・レ・ボーヌ オー・グラン・リアール

VINTAGE
2016
希望小売価格 ¥ 8,140
当店価格 ¥ 6,980 税込
190 pt
クール便
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在庫数 6

ピュアな果実味と緻密な口当たり
名門蔵がつくるワンランク上のサヴィニー

Reviews レビュー

店長レビュー

サヴィニー・レ・ボーヌのトップ生産者

シモン・ビーズは、フランス国内においても、そして日本でも人気の高いドメーヌです。それはとてもエレガントで、きめの細かい、美しいワインを作るからです。しかし日本での人気の理由は、たぶんもう一つあって、それはオーナーの千砂ビーズさんの存在でしょう

シモン・ビーズの歴史は長く、1880年まで遡ります。千砂さんの義理の曽祖父にあたるシモン・ビーズ氏が、サヴィニー・レ・ボーヌにごくわずかな畑を手に入れ、手作業で少しずつ畑を広げていったところから始まり、4代にわたりドメーヌは受け継がれていきます。

大きな転機は1950年。千砂さんの義理のお父さんである3代目のシモン・ビーズ氏の代で、自分たちのワインを自ら瓶詰めし、販売するようにしたことです。こうすることで、よりワインを飲む人たちとの距離が縮まる、と考えました。
自社瓶詰めは当時まだまだ珍しく、今でもブルゴーニュでは、全体の約半分がいわゆる桶売り、つまり仕込んだばかりのワインをネゴシアンに売るビジネススタイルです。一見、間を通さないのはメリットが多いように思えます。しかし実際は、設備投資に見合うだけの売り上げを回収するのは、小さなドメーヌにとっては困難なことで、自社瓶詰め及び販売に踏み切るのは大きな賭けなのです。現在もまだ細分化が続くブルゴーニュでは、ネゴシアンに桶売りするのが最善なケースが多いです。

つまりシモン・ビーズは大きな賭けに出て、そして見事にその壁をやぶることに成功したというわけです。ソムリエやワイン愛好家たちに愛され、評判は広まり、サヴィニーの名手としての地位を築くことになります。

1972年に、パトリック・ビーズ氏が後を継ぎ、さらにドメーヌの成長は続きます。新たなセラーを建て、特級畑を含む新しい畑を少しずつ買い足し、ドメーヌの発展を支えてきました。しかし2013年にパトリックは61歳の若さで亡くなります。パトリック亡き後、ドメーヌの経営を託されたのが奥様の千砂さんと、パトリックの妹のマリエルさんでした。

現在もお二人と、ドメーヌのみなさんの力で、シモン・ビーズはサヴィニー・レ・ボーヌ随一のワイナリーの一つとして素晴らしいワインを作っています。

産地の個性がよく表れた畑「オー・グラン・リアール」

今回ご紹介のオー・グラン・リアールは、サヴィニー・レ・ボーヌの町のすぐ東側、なだらかな丘の中腹にあり、畑は南を向いています。サヴィニーは大きく分けて北と南でタイプが異なります。西から東へ流れるロワン川の北側、つまり山のほうがよりランクの高い畑で、川の南側が砂の多い畑となります。オー・グラン・リアールの区画は川の北側で、1級畑が並ぶエリアのすぐ下に位置しています。
まさにサヴィニー!というべきワインで、しっかりとした骨格と上品さのあるタンニンとのバランスがしっかりしていて、長く熟成させたらもっと美味しくなるだろう、と思えるワインです。

春の霜害 困難をきわめた2016年

そんなオー・グラン・リアールの中から、2016年をあえて選んだのにはちょっとわけがあります。
それは2016年が、コート・ド・ボーヌ全域で春の霜被害があった年だから。シモン・ビーズでも、なんと8割が被害にあったそうです。だから16年は、セルパンティエール、オー・ゲット、コルトン・シャルルマーニュなどは生産されていません。
霜被害のあったブドウ樹の中には、運良く、2番目の芽が出るものもあります。なんとか良いワインを造りたいと願うワイナリーにとって、この2番目の芽を出した樹の取り扱いは、それはそれは慎重になるものです。当然量は少なく、ワイナリーにとっては辛い年になります。

そんな中で生まれたのがこのワインです。普通の年に比べて、美味しいワインをつくるのが難しくなります。それでも、このワインには上品さ、繊細さがあり、ぼくはすごく美しいワインだと感じました。

難しい年を英語ではdifficult yearとは言わず、challenging yearといいます。ただ難しいだけじゃなくて、困難だからこそ乗り越えがいのある、という意味です。ぼくはこの表現がとても好きです。だから2016年を選びました。

試飲・執筆 2020年8月 店長竹村

輸入元より

1級畑のゲットやヴェルジュレスのある丘のすそ野に位置するこの村名畑は、南向きの好条件。ビーズ家3代でそれぞれ植えた樹が育ち、魂が宿る。熟したラズベリーと赤スグリの香り、しなやかな果実味を感じさせるフルボディ。ワンランク上の村名サヴィニー・レ・ボーヌ。

アルコール度数:13%

みんなのレビュー

5.00
1
  • 購入者
    非公開
    投稿日
    味わい深い、ブルゴーニュピノ・ノワールです。濃くなく、薄くなく、ちょうど良い重さなのもまた嬉しい。

Data このワインについて

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名称 サヴィニー・レ・ボーヌ オー・グラン・リアール
原産地 フランス ブルゴーニュ サヴィニー・レ・ボーヌ
呼称・格付け A.O.C. サヴィニー・レ・ボーヌ
品種 ピノ・ノワール 100%
タイプ スティル
スタイル ミディアムボディ
輸入元 ラック・コーポレーション
入荷時期 2020年7月
ネゴシアン名
ワイナリー出荷時期
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Details make perfection
and perfection is not a detail

シドニオスは、300以上のワイナリーで採用されている、フランスのハンドメイド・ワイングラスです。

革新的で美しいプロポーション、繊細さと耐久性を合わせ持つSydoniosのグラスは、1年に及ぶボルドー大学との共同研究、100人以上のプロテイスターによる試飲検証を経て、2018年に誕生しました。

ラインナップはグラス3種、デキャンター2種。全て手吹き、無鉛クリスタルガラス製です。